2019.05.29 ET Mews
有機ELディスプレイ製造装置メーカのフィルオプティクス(代表ハンギス)は最近、中国の天馬が発注した有機EL(OLED)パネル向けのレーザー切断装置を受注するなど、中国の実績が増加していると、29日に明らかにした。
同社は第1四半期の売上高目標の497億ウォンを達成するため、昨年の売上高の90%をすでに確保した。営業赤字は大幅に減って、今年の黒字転換を期待する。最近、サムスンディスプレイのベトナム法人向けに、68億ウォン規模OLED工程設備供給契約も結んだ。
フィル・オプティクスの関係者は、「中国に遅れて進出したが、これまでOLEDレーザー工程向けの製造設備メーカのリーダーとして積み重ねてきた経験と技術を基に、市場シェアを徐々に拡大している」と述べた。
同社は、これまで開発してきたフォルダブルディスプレイ用プロセス装置、大面積OLED製造装置、二次電池用の新工程設備を今年の量産ラインに供給すると予想した。今年の受注額は、国内外のすべて昨年より大幅に増加すると予想した。