韓国のUniJetが、有機EL封止用のインクジェット装置が選定される、「ディスプレイ革新プロセスプラットフォーム構築事業」


2021.01.20 ET News

 

ユニジェット(UniJet)は最近に、忠南テクノパーク(TP)の「ディスプレイ革新プロセスプラットフォーム構築事業」で、封止用インクジェット装置サプライヤの入札で最適業者に最終選定されたと20日明らかにした。

 

ユニジェットは納品実績、提供技術、機能項目などで高い評価を受けた。今回の入札に策定された予算規模は約26億ウォンであった。次世代ディスプレイ技術を確保するために推進されている今回の事業は、7年の間の総事業費5281億ウォンが投入される。忠南テクノパークは、第2世代基板の研究ラインで、総額で1700億ウォン台の事業を進めている。 封止用インクジェット装置、RGB印刷インクジェット装置など60種類以上の次世代ディスプレイ製造装置を導入して、パイロットラインを構築する計画である。

 

ユニジェット代表は「10年前から国内外のメーカーに薄膜トランジスタ(TFE)封止用インクジェット装置を製作して、供給した実績を認められた」とし「今後、超高解像度の印刷が可能なRGB印刷装置も納品して、次世代ディスプレイ技術を飛躍させる重要な役割をするだろう」と強調した。