2018.07.29 ET News
韓国と中国のスマートフォンのメーカが「革新的製品」として、フォルダブルスマートフォン製品で競争を行いそうである。サムスン電子は、フォルダブルスマートフォンの発売を事実上公式に表明したが、中国企業も相次いで開発を行っている。中国のHuaweiに続き、韓国と中国のスマートフォンの企業が「革新的製品」として浮上したフォルダブルスマートフォン市場で競争するようだ。サムスン電子は、フォルダブルスマートフォンの発売を事実上公式に発表した中で、中国企業も相次いで開発に飛び込んだ。中国のHuaweiに続き、小米やOppoもフォルダブルスマートフォンプロジェクトを開始したことが確認された。スマートフォンでの王座をめぐり、韓国と中国の企業の競争が予想される。
29日、業界によると、最近、小米やOppoもフォルダブルスマートフォンプロジェクトを開始した。これらの企業は、フォルダブルパネルメーカーをはじめ、フォルダブル関連の国内外の材料・部品サプライヤと相次いで提携を図っている。両社とも来年の発売を目標にした。
フォルダブルスマートフォン実装方式も企業ごとに少しずつ異なることがわかった。 サムスン電子とHuaweiは、パネルの内側折りたたみの方式を選んだ。一方、小米は外側折りたたみ方式を検討することが分かった。外側折りたたみ方式のスマートフォンがユーザーに新しい経験を与えることができると判断したとみられる。Oppoが推進するフォルダブルポンの開発プロジェクトの中身は、まだ詳しく知られていない。
Huaweiは、中国BOEからフォルダブルパネルの供給を受けることにした。小米やOppoも中国パネルメーカと手を組むと思われる。BOEと1Visionoxがサプライヤ候補に挙げられている。また、LGディスプレーも供給を打診している。
韓国と中国の主要なスマートフォンメーカーが一斉にフォルダブルポンの開発に乗り出した理由は、製品を最初に発表した、革新的な企業と製品イメージを先取りすることができるからである。
特に中国メーカーは、最初にフォルダブルポンを世界市場にリリースするという意欲が強い。これまでは、サムスン電子とアップルのスマートフォンのデザインと機能を模倣して成長した。今後は従来にはない新製品を最初に発表し、革新性をリードするという「ファーストムーバー」戦略に意欲的である。これまで技術革新競争の構図が「サムスンvsアップル」だったが、今後は「サムスンvs中国」で構図を変えてゆくというものである。
小米は、製品発表時には量産まで計画を持っていることが分かった。製品企画・開発期間が競合他社よりも短く、製品の完成度が劣るかも知れない。しかし、まずは中国内需市場での合理的な価格でシェアを先取りするという方針だ。 Huaweiは、サムスン電子よりも先にフォルダブルフォンを世界市場にリリースすることが目標だ。すぐの量産準備ではなく、可能な限り完成度を高めた製品を発表し、「世界初」のタイトルを獲得したいという意志だ。
一方、サムスン電子はフォルダブルフォンの完成度を高めるための努力を行っている。フォルダブルに最適化されたユーザーの経験を最大限に反映し、パネルの耐久性を最大化するなど、慎重に準備を重ねている。世界の最初の製品発表はもちろん、量産までのすべてを準備している。 業界関係者は「サムスン電子はプレミアムを追求するブランドイメージのため、製品発売後の品質問題が発生しないように慎重である。」とし「行き過ぎと思うほどの慎重を期しているので、開発が遅延したが、中国企業の追撃に、世界最初のタイトルを渡す危機を迎えるかも知れない。」と述べた。
来年に韓国と中国でのォルダブルフォンの競争が開始されると、市場でどのような価格帯で提供されるかも関心が集つまっている。業界では、サムスン電子が200万ウォン台、中国が100万ウォン台前半に供給すると予想した。
別の関係者は「サムスン電子が超プレミアム製品で勝負をかけるのに比べ、中国メーカーは国内市場での優先狙い、価格参入の障壁を下げ、プレミアム製品を攻略する可能性がある」とし「高価格な商品なので、消費者の反応に応じてフォルダブルフォン市場が急速に変化するだろう」と展望した。