2023/2/27
好評を頂きました「世界有機EL/先端ディスプレイ産業年鑑」の2023年版が、現在は予約特価販売中です。
本書では、テレビ、スマートフォン分野でOLEDが主役に躍り出る中、OLED採用が進む車載、中型ディスプレイの動向や、積極的に開発が行われるマイクロLEDについて、主に2022年9月から2023年2月までの動向を中心に解説しました。
有機ELディスプレイの普及が進み、スマートフォンではエントリーモデルから有機ELを採用する事が標準となっております。その背景には、コストダウンによるものと、中国企業が参入したことによって、Samsungのスマートフォン向け有機ELパネルの寡占状態が終焉を迎えつつあるという事があります。
また、ここ最近ではパソコンの標準ディスプレイに液晶を用いる状況も変化を迎えています。有機ELを搭載したモデルも続々と登場しており、2021年からMacbookとi PadをminiLED液晶搭載モデルに切り替えたアップルも、OLEDへの切り替えを1-2年以内に準備していると言われています。
そして、車載分野においては、OLEDのフレキシブル性を活かして、BEV向けを中心に、大胆なデザインのOLEDパネルが積極的に採用されています。
OLEDが積極採用される一方でマイクロLEDをはじめとした次世代AR向けやスマートウオッチ向けのディスプレイの開発も積極的に続いています。そして、メタバースやVR/ARをキーワードに、新たなデバイスに新たなディスプレイの使われ方が提案されています。本書では、このようなディスプレイ産業の現在からこれからにかけての動向を追って、解説しています。
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