2018年 4月 18日 UBIリサーチ
出光興産は最近のニュースリリースで、中国四川省成都高新技術産業開発区(Chengdu Hi-tech Industrial Development Zone)政府と基本合意に至り、現地法人を設立することを発表した。
出光興産によると、最近中国政府が展開しているディスプレイ産業振興政策を背景に、OLED製造設備への投資が加速し、OLED材料に対する需要拡大に備え、材料の供給体制と技術支援を強化することを明らかにした。
中国で設立する子会社の名前は出光電子材料(中国)有限公司で、出光興産が約13億円の資本金を100%出資するという。
出光興産は2019年度中に工場を完成させ、OLED材料の生産を開始する計画である。