2016年 11月 28日 UBIリサーチ 2016年第3四半期のスマートフォン用AMOLED panelの出荷量が9,600万台で集計されたと発表した。 前期比で103%, 前年同期比で148%増加した量で、前期に引き続き四半期別で最高の出荷量をさらに更新した。 ギャラクシーノート7の生産中断によりノート7用のフレキシブルAMOLEDパネルの生産量が計画より減少したものの、中国向けとギャラクシーs7シリーズ用のAMOLEDパネルの出荷量増加が、第3四半期の出荷量アップに大きな役割をしたものと分析される。 現在スマートフォン用のAMOLEDパネル市場はサンスンディスプレイが91%以上を占めていて、BOEとEDO, 天馬, Visionoxなどの中国パネルメーカーが少量の量産をしている状況である。 なおAppleも2017年に発売されるiPhoneの一部モデルに対してフレキシブルAMOLEDパネルを適用すると見込まれて、これからのスマートフォン用AMOLED市場は継続して増加する予定である。 UBIリサーチはスマートフォン用のAMOLED出荷量は、年平均の成長率が41%で、2020年までに約14億台規模を形成すると見込まれ、この中でフレキシブルAMOLEDパネルは約61%を占めると見通している。