2021/05/07 UBIリサーチ
スマートフォンとウォッチ、tablet PCのみOLEDを使用していたサムスン電子は、最終的ノートブックにもOLEDを搭載した製品を発売する。
サムスン電子が4月28日「サムスンギャラクシーアンパック」で公開したOLEDノートパソコン「ギャラクシーブックプロ」は、画面に15.6インチと13.3インチを使用する。ディスプレイは、FHD(1920 x1080)であり、色域がDCI-P3基準120%のrigid OLEDである。ギャラクシーブックプロシリーズは、360度回転ディスプレイにスタイラスをサポートする。
OLED notebookは、すでにさまざまな企業から製品が発売されている。代表的な会社としてDellとHp、Lenovo、Asusは、Alienware、Gigabyte Aeroがある。
Tablet PCやノートパソコンに使用されるOLEDパネルは全量サムスンディスプレイが生産中であり、モニタ用OLEDはLGディスプレイとJOLEDが生産している。 LGディスプレイのモニタ用OLEDはTVと併用することができる48インチ製品である。
サムスンディスプレイは2020年にノートパソコン用OLEDパネルを80万台供給した。今年はサムスン電子も加えたため、150〜200万台レベルのパネルを生産することが期待される。 200万台のOLEDパネルを供給するためには、A2ラインの15Kキャパで1年間フル稼働して生産しなければならない。