2021年6月11日 UBIリサーチ
QD(量子ドット)OLEDが適用されたサムスン電子のTVが、来年初めに発売される可能性が大きいと予想された。サムスンディスプレイのQDディスプレイ(QD OLED)パネルの量産が、今年第4四半期から本格化することができるということが根拠だ。
11日、業界によると、サムスンディスプレイは今月QD OLED TVパネルの試作品を量産してメインTV顧客に披露すると予想された。現在、サムスン電子は、LCDに量子ドットフィルムが適用されたTVブランドのQLED TVを生産している。サムスンが開発中のQD OLEDパネルは、青色自発光材料(量子ドット)を主な光源として使用する形態である。
キム研究員はまた、「これにより、サムスンディスプレイは第4四半期からQD OLEDパネルの量産を本格化すると予想されて、パネルの生産能力を最大150万台まで拡大すると予想している」と付け加えた。