2016/10/04 【ソウル聯合ニュース】サムスンディスプレイやサムスン電子などが、このほど米国で折りたたみ式のスマート機器に関する特許を相次いで取得したことが確認され、2017年にはこれに関連する製品が販売されるのではないかとする見方が広まっている。 サムスン電子が特許出願した折りたたみ式スマート機器の説明図(USPTO公開文書)=(聯合ニュース) 関連業界によると、米国特許商標庁(USPTO)は2016年9月27日に、サムスンディスプレイが出願した特許「折りたためるディスプレー装置とこれを製造する方法」を登録した。 サムスンディスプレイ、サムスン電子などはこうした折りたためるディスプレイに関する特許を米国で30件以上保有しており、このうち14件は今年に入って取得した。 また、公開段階にあるサムスン電子の米特許出願の中には財布のようにたたんで携帯できる端末機に関するものもある。 こうした特許は数年前から既に国内外で出願してきたものが登録されたり公開されたりしたもので、サムスン系列企業がこうした製品の設計や生産を長年準備してきたことを意味する。 米通信社ブルームバーグは早ければ来年2月に、スペイン・バルセロナで開催される世界最大級の携帯端末見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」でサムスンがこうした技術を利用したスマートフォンの新製品を発表するのではないかという観測を伝えた。