2022年9月2日 UBIリサーチ
最高のプレミアムスマートフォン市場で急成長しているフォルダブルフォンに続き、ノートパソコン市場もフォルダブルノートパソコンが新しいブームになる可能性がある。
フォルダブルノートブックは先にレノボが2019年に「ThinkPad X1」フォールドを発表したが、市場での反響は僅かであった。
しかし、台湾のIT企業であるASUSはCES2022に続き、IFA2022でもフォルダブルノートブックを主力製品として、Zenbook 17 Fold OLEDを展示し、今後フォルダブルノートブック市場を牽引するための市場開拓を行っている。
Zenbook 17 Fold OLEDは去る1月CESで初公開された。タッチをサポートする2.5Kパネルのfoldable OLEDを内蔵した。重量はキーボード未付着状態で1.5kgである。専用キーボードは磁石で取り付けられる。
プレミアムノートパソコンとしての性能を備えるため、最新のIntel CPUと最大16GB LPDDR5メモリ、1テラバイト(TB)ピクルス(PCle)4.0×4 NVMe M.2 SSDを搭載した。
ディスプレイ性能は、100%DCI-P3色域と2560×1920の高解像度、0.2ms(ミリ秒)の高速応答時間を提供する。
Zenbook 17 Fold OLEDは完全に広げれば17.3インチタブレットPCに変身する。内蔵型キックスタンドを使用すれば、タブレットを独立型で使用することができる。キーボードとマウスはBluetooth経由で接続できる。
折りたたみの耐久性を確保するために3万回のフォールディングテストに耐えたヒンジを使用している。頑丈な180度ヒンジのおかげで、Zenbook 17 Fold OLEDは12.5インチ(1920×1280)ノートパソコンやタブレットPCになることができる。