2022年3月7日 UBIリサーチ
UBIリサーチの2022年中大型OLEDマーケットトラックによると、自動車と、Tablet PC、notebook、monitor、TVなどに使用される10インチ以上の年間OLED実績は、2021年の売上高は68億ドルで、2020年の売上高39億ドルに比べて73.8%が増加した。2021年の出荷量は2179万個で、2020年の1592万個より586万個増加し、36.8%の成長を示した。
2021年の売上高が急上昇した理由は、テレビ用OLED出荷量が792万台として56.8億ドルの売上を達成したためだ。2021年に出荷量上昇幅が最大の製品はノートパソコンだ。 2020年から出荷され始めたノートパソコン用OLEDは、2021年に508万台市場を形成し、535%の成長を記録した。
今年の予想出荷量は、サムスン電子がOLEDテレビ市場に加わることにより、2022年のテレビ用OLED出荷量は1020万台に成長する見通しだ。ノートパソコンとモニター用OLED出荷量の成長も期待される。 サムスンディスプレイだけ生産するノートパソコン用OLEDの2022年の予想出荷量は704万台だ。monitor用OLEDは49万台だ。