2021年7月13日 UBIリサーチ
2021年上半期に発売された122種のOLEDスマートフォン中、6インチ台のスマートフォンが119種類も発売され、97.5%という圧倒的な比率を占めている。これは2018年にリリースされた6インチのスマートフォンが全体の中で78%の比率を占めたものと比較すると、わずか3年も経たない時点で、スマートフォン市場の主流になった。5インチ代のモデルは1種類、8インチのモデルは、2種類が発売され、7インチのモデルは発売されなかった。5インチモデルは、AsusのZenfone8、8インチモデルは、XiaomiのMi Mix Fold、HuaweiのMate X2である。
ディスプレイデザイン別では、holeモデルが103社で最も多く発売されており、notchモデルが13個、narrow bezelモデルが6個続いた。2020年と同様にhome buttonが入った製品は、発売されなかった。
解像度別分布を見ると、400〜500ppiの製品が64種類の52.5%の比率を占めており、400ppi未満の製品は48種類、500ppi以上の製品は、10種類の製品が発売された。最も高い解像度の製品は、643ppiを記録したSONYのXperia 1 IIであった。
スマートフォンサイズとディスプレイ面積の比率であるDA(display area)は、80〜90%に属する製品は、84.4%の割合を占め、90%以上は13.9%、80%未満の製品は発売されなかった。これは、ホームボタンがなくなってフルスクリーンの形のスマートフォンが継続的にリリースされた結果と分析される。DAが最も高い製品は、94.1%でHuaweiのMate 40 Pro 4Gであり、2位はHuaweiのNova 8 pro、3位はHonor社View40であった。
最後に、国別では中国が104種類で最も多く、韓国は12種類、台湾4種類、日本とドイツはそれぞれ1種類ずつ発表した。