2019年第2四半期の世界のOLEDの売上高は69億ドル...前年比18.5%成長


2019.09.24 ET News

 

UBI Researchが発行した第3四半期OLEDマーケットトラックによると、有機EL(OLED)パネルの世界の売上高が69億ドルで、前年同期比18.5%増加した。前四半期比では9.5%成長した。

 

 第2四半期の世界のOLEDの売上高とパネルメーカー別シェア(資料=UBI Researchの第3四半期OLEDマーケットトラック)

 

サムスンディスプレイは、中国向けのOLEDの売上高が増加し、全体の売上高の増加を導いたと説明した。サムスンディスプレイはHuawei、Oppo、Vivo、小米向けのOLED供給量が増加した。BITリサーチは昨年より供給量が1.5倍以上に増加して、第2四半期にサムスンディスプレイの売上高が55億ドルを記録したと分析した。LGディスプレーの大型OLEDの売上高も増加し、BOEのフレキシブルOLED販売も増えた。

 

サムスンディスプレイは売上高シェア79.9%を占めた。BOEは6%までシェアを引き上げた。

 

UBIリサーチは、第3四半期OLEDの売上高も増加すると予想した。サムスンディスプレイでは、アップルの新モデルとHuaweiのメイトのOLED出荷量が増加する見込みである。LGディスプレーも、アップルへのフレキシブルOLEDの供給を開始した。