2025年4月20日 OLED Infoなど
サウジアラビアの新航空会社、リヤド航空は、ボーイング787-9型機のインテリアデザインを発表しました。エコノミーの13.3インチからプレミアムエコノミーの15.6インチ、ビジネスおよびビジネスエリートキャビンの32インチまで、すべての座席に4K有機ELディスプレイが装備されます。
プレミアムエコノミークラスは、2-3-2の座席配列で6列にわたり合計39席が配置される予定です。このクラスには、リヤド航空が採用したRecaro社製のPL3530プラットフォーム(座席)が導入され、各座席にはシートピッチ38インチ、幅19.2インチの広さが確保されています。また、15.6インチの4K OLEDスクリーンが搭載されており、USB-Cポートは4つ備えられています。
リヤド航空以外でOLEDスクリーンを採用した、あるいは採用予定の航空会社は以下のような状況である。
アイスランド航空(Icelandair)
パナソニックの「Astrova」機内エンターテインメントシステムを導入し、A321neoLR型機にて運航を開始しました。ビジネスクラスには16インチ、エコノミークラスには13インチの4K OLEDスクリーンが搭載されています。
エア・カナダ(Air Canada)
2025年から、パナソニックのAstrovaシステムをB787-10、A220-300、A321XLR型機に導入予定です。4K OLED HDR10+スクリーンが採用されます。
ユナイテッド航空(United Airlines)
2025年から、B787およびA321XLR型機にAstrovaシステムを導入予定です。エコノミークラスには13インチ、ビジネスクラスには22インチの4K OLEDスクリーンが搭載される見込みです。
カタール航空(Qatar Airways)
ビジネスクラスに22インチ、エコノミークラスに13インチの4K OLEDスクリーンを導入予定です。
ジェット・アビエーション(Jet Aviation)
VVIP(Very Important Person)機向けに55インチの曲面OLEDスクリーンを6枚(各側に3枚)搭載したキャビン内装を提供しています。