2021年3月29日 UBIリサーチ
⽶国の制裁によるHuaweiのスマートフォン⽣産減少によって、サムスンディスプレイのRigidOLEDラインの稼働率が低くなると予想されていたが、ノートブックの需要増⼤によってRigidOLEDラインがフル稼働になる予想される。また、来年から販売されるAppleのiPad⽤OLED⽣産に対応するために、A4ラインにRigid OLEDラインの新規投資を検討している。
⾞載⽤ディスプレイとしてP-OLEDを⽣産しているLGディスプレイはドイツの⾃動⾞メーカーにOLEDを供給する予定であり、サムスンディスプレイも⾞載⽤OLEDパネルを⽣産する。
「2021年中⼤型OLED年間レポート」によると、2020年中⼤型OLEDの売上⾼は36億8270万ドルであり、2019年26億2630万ドルと⽐べて40.2%成⻑した。 アプリケーション別で売上⾼を分析してみると、ノートブックと⾞載⽤市場が著しく増加し、2021年にもこれらの市場が伸びると予想される。
サムスンディスプレイのQD-OLED量産は2021年12⽉から始まると期待される。65インチパネルはSonyが採用する可能性が⾼い。サムスン電⼦は65インチは購買せず、モニター⽤32インチQD-OLEDだけを購入するものと予想する。LGディスプレイの2020年のTV⽤OLEDパネル出荷量は440万台と集計され、Guangzhou⼯場が第3四半期から月産90K枚で稼動すれば、2021年の⽣産可能量は850万台に達するだろう。
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1) シングルユーザ―は3名まで購読が可能で、PDFファイルは印刷とファイルcopyは不可能
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