2023年1月5日 UBIリサーチ
2022年に発売された合計234機種のOLEDスマートフォンのうち、中国メーカから発売された製品は202機種で86.3%のシェアを占めた。一方、韓国メーカは2020年に39機種、2021年に20機種を発売したのに続き、2022年には11機種の製品のみを発売し、4.7%のシェアを占めた。現在、韓国でスマートフォンを発売する企業はサムスン電子が唯一である。韓国の次には米国メーカが8機種、台湾メーカが6機種でその後に続いた。
サイズ別では6インチ台製品が223機種で95.3%のシェアを占め、主流となった。6インチ台製品の中では、6.5インチ以上の製品が75.8%、6.5インチ未満の製品が24.2%のシェアを占めた。6インチ台製品の後に続いて7インチ台製品が7機種、8インチ台製品が3機種、5インチ台製品は1機種が発売された。Vivoの「X Note」製品を除いて、7インチ以上の製品はすべてフォルダブル製品であり、最大のフォルダブル製品はVivoの「X Fold」だった。
ディスプレイデザイン別ではパンチホールモデルが193機種で82.5%を占め、ノッチモデルが21機種、narrow-bezelモデルが12機種、under display camera(UDC)モデルは8機種が発売された。パンチホールモデルは2年間でシェアが30%増加し、ノッチモデルのシェアは25%減少した。
最後に、スマートフォンサイズ対ディスプレイ比率のDA(display area)では、80~90%に属する製品が196機種で83.8%のシェアを占め、90%以上の製品は38機種で16.2%のシェアを占めた。2022年に発売されたOLEDスマートフォンの平均のDAは87.1%で、2018年から年平均1.2%ずつ着実に上がっている。DAが最も高い製品は、Honorの「Magic4」とZTEの「Axon 40 Ultra」で93.1%のDAであった。