C-Touch2021での主要な展示動向


2021年10月25日 UBIリサーチのWeekly Reportから

 

2021年10月19日から21日まで、中国深センでディスプレイ博覧会であるC-Touch2021が開催された。

 

[BOE]

BOEはミニLEDを適用したスマートオフィス製品と0.39インチのマイクロOLEDが適用されたARグラスなどを展示した。ミニLEDが適用されたオフィス製品の解像度は3840 x2160、輝度は600nit、コントラスト比は1,000,000:1である。ARガラスの解像度は5,644ppi、輝度は20,000nit、field of viewは36° 、重さは80gである。

 

[TCL]

TCLは、25.3インチと42インチの "E-Paper Display" と34インチ "WQHD 165Hz R1500 Mini LED Monitor" を展示した。パネルメーカーであるTCL CSOTは6.67インチ "AMOLED Camera Under Panel Screen"と8.01インチの "D-1 Inside Foldable Screen"、6.67インチ "Semiset VIR1.5 Folding Assembly"、6.67インチ "Semi-Set Water Drop Type YIR3Folding Assembly" などを出した。

 

TCL CSOTの6.67インチUPC製品の全体厚さは8.02 mmであり、120 Hzのリフレッシュレートが支援される。8.01インチの折りたたみ製品の曲率半径は1.5Rであり、鉛筆硬度は〜H、重さは従来より27%減少した。6.67インチ「Semi-set VIR1.5 Folding Assembly」と6.67インチの「Semi-Set Water Drop Type YIR3 Folding Assembly」はSID2021で展示されたことがある。

 

[Tianma]

Tianmaは8.03インチ「Foldable AMOLED 」と6.2インチ「HTD(Hybrid TFT Display)AMOLED 」、「 8.03インチ」Rollable CFOT(CF on Touch)」、6.67インチ「OLED display with camera under panel」を展示した。6.67インチUPC製品以外はすべてSID2021とUDE2021で展示されたことがある。

 

[Royole]

Royoleはflexible OLEDを衣服や帽子に付着した「Flexible Wearables Combo」と車載用OLEDである「Auto Flexible Display Solution」、スピーカーに8インチOLEDを巻いた「Mirage」、酒瓶にflexible OLEDを取り付けた「Bottle Flexible Display Solution」、フォルダブルポンである「FlexPai2」を展示した。FlexPai2を含むすべてのOLEDの解像度は1920 x1440である。