2022年11月7日 UBIリサーチのWeekly Display Industry Analysis Reportより
UBIリサーチの調査によると、今年のOLED TVの販売予想数量は740万台であり、このうちLG電子のOLED TV予想販売台数は410万台、ソニーは95万台、サムスン電子は45万台水準になる見込み。また、その他のメーカーの販売台数は190万台程度となる。
2023年の各セット企業の目標値または予想値は、LG電子は今年より40万台増加した450万台、Sonyは今年と同様の100万台、サムスン電子は100
万台、その他の企業は190万台水準となっている。 2023年OLED TV出荷量全体の予想は850万台だ。これにより、今年のテレビ用OLEDパネル予想出荷量は870万台で、2023年には950万台に達すると予想される。
LGディスプレイとサムスンディスプレイの2022年パネル予想出荷量はそれぞれ770万台と100万台である。2023年の予想出荷量はサムスンディスプレイが150万台で、LGディスプレイは800万台となっている。
サムスン電子とソニーの2023年QD-OLED TVラインナップには、55インチと65インチに77インチが追加される。
LG電子の2022年モデルには、Z、M、G、Cシリーズに重水素が置換された青色材料を用いたWBE構造が使用されたが、2023年モデルはBとCシリーズまでWBE構造のOLEDパネルが適用される予定だ。
GとCシリーズはEvoパネルにMLA(micro lese array)が適用される。
Aシリーズは普及型モデルとして60Hzだが、残りのモデルは120Hzをサポートする。