BOEとNubiaが「Red Magic 10 Pro」ゲーミングスマートフォン用の独自の画面下カメラディスプレイを発表


2024年11月6日 Display Daily

 

「Red Magic 10 Pro」は、世界初の画面下カメラを搭載したフルスクリーンスマートフォンとして登場する予定のゲーミングスマートフォンです。この「Red Magic Pro」シリーズは、ZTEの子会社であるNubiaによって製造されています。

 

このスマートフォンは、画面占有率が95.3%を誇ります。BOEと共同で開発されたこのディスプレイは、6.85インチのOLEDパネルで、解像度は1220p(「1.5K真のスクリーン」としてブランド化)で、144Hzのリフレッシュレートを備えています。最大輝度は驚異的な2,000ニットに達します。

 

このディスプレイは「悟空スクリーン」と呼ばれ、極細のベゼル設計により、ほぼベゼルレスデザインを実現しています。ベゼルの幅はわずか1.25mmで、COP(Chip on Plastic)パッケージングプロセスが採用されています。各企業は、画面下カメラ部分を含むディスプレイ全体で画素密度が一貫していると主張しています。このディスプレイの製造には13種類のカスタム生産プロセスと20種類の特殊マスクプロセスが使用され、BOEによれば、このディスプレイにはこの種のディスプレイで最も多くのバックプレーンフィルム層が含まれているとのことです。