2024年12月6日 Wit Display
ITメディアの報道によると、Appleの将来のディスプレイ技術に関するロードマップが公開されました。
最近、AppleはOLEDを主に高価格帯のiPadシリーズで採用してきましたが、今回のデータによると、今後さらに多くのiPadやMacBook製品にOLEDを導入する計画があるようです。
2026年の展開予定
初のOLED搭載iPad mini
8.4インチの角丸ディスプレイを備えたハイブリッドOLEDを採用する予定。ただし、iPad Proで採用されているタンデムOLED技術ではなく、単一RGB層のLTPS TFT方式を使用します。
MacBook Pro
酸化物TFTを用いたハイブリッドOLEDタンデムディスプレイに変更予定。画面サイズも若干拡大され、14.3インチと16.3インチになる見込み(現行の14.2インチおよび16.2インチから拡大)。
2027年の展開予定
iPad Air
11インチと13インチのハイブリッドOLEDディスプレイを搭載予定。単一RGB層とLTPSを使用します。
2028年の展開予定
iPad Pro
LTPO TFTを採用した11インチと13インチのハイブリッドOLEDタンデムディスプレイを継続採用。タッチパネル(TSP)には薄膜封止(TFE)技術を使用し、偏光板を省いた設計が特徴です。
MacBook Air
13.8インチと15.5インチのやや大きなハイブリッドOLEDディスプレイを採用する予定。
折りたたみ製品
2028年発売予定の折りたたみデバイスにもタンデムOLEDを搭載する見込みです。
業界の見解
Apple Insiderのコメントによれば、このレポートの情報源は市場調査会社で、サプライヤーに基づいた調査を元にしたものと思われます。これらの予測は妥当性が高く、これまでに発表された他の専門家の予測とも一致しています。