AUOが、VR用AMOLEDパネルの本格量産を開始


2016年9月6日 UBIリサーチ

AUOは、VR用AMOLEDパネルを本格的に量産する。

AUOはTouch台湾2016で1.2~1.6インチのスマートウォッチ用AMOLEDパネルと12.3インチ車載用AMOLEDパネル、そして3.8インチVR用AMOLEDパネルを展示した。

特にVR用AMOLEDパネルは3.8インチ 2枚セットで構成されており、各AMOLEDパネルの解像度は1080×1200の423 ppiである。 2つのAMOLEDパネルを使用して2K解像度(2160×1200)を実現した。

AUOの関係者は、「ウエアブルとVR用AMOLEDパネルを集中的に量産する計画であり、特にVR用AMOLEDパネルは、ある程度を生産しRazerとOSVに供給している。 2016年Q4から本格的に量産して四半期ごと100,000台以上出荷する予定である。」と明らかにした。

AUOのVR用AMOLEDパネルはVitrolight technologyという会社から、現在のモジュールとして販売している。 Vitrolight technologyのホームページによると、AUOのVR用AMOLEDパネルモジュールの価格は、1セットあたりUS $ 240~350で月に2,000セットまで供給可能なことが分かった。