2019年 3月12日 UBIリサーチ
2019年3月5日から8日まで東京ビッグサイトで開かれた『LightingFair2019』で、日本電気硝子がカネカやOLEDWorks、Lumlightと協力して製作した多数のOLED照明を展示し観覧客の視線を集めた。
OLED照明用超薄膜ガラスを生産する日本電気硝子は外部発光効率を向上させる”Internal Extraction Layer”(以下IEL)と高屈節率のガラス”HX-1″を発売し、この二つの製品をまず上記の3社に供給すると明かした。
続いて日本電気硝子は、カネカとの協業で製作されたOLED照明パネル2種と、充電式OLED照明の”LUCE T1″と、回転可能な壁照明”LUCE W1″を展示した。OLED照明パネルは3000Kと4000Kの色照明の正方形パネルと長方形のパネルで構成されており,正方形パネルは量産型であるが長方形のパネルは現在開発中だと言及した。
また日本電気硝子はOLEDWorksの”Brite 3″シリーズを展示した。”Brite 3″は2018年の3四半期から量産が始まり、効率は80lm/W以上、演色性(Ra)は90以上、色温は3000Kと4000Kである。
さらに日本電気硝子は”OLED EYECARE LAMP”スタンドを展示した。メーカー関係者は、OLED照明はまぶしさが少ないし発熱が非常に弱いため、幼児や青少年たちに有用な照明になると話した。