KES 2022韓国電子展、LG電子の展示の動向


2022年10月11日 UBIリサーチ

 

去る4日から7日まで開かれた'KES 2022(韓国電子展)'で、LG電子がOLED TVとOLEDモニター、透明OLEDサイネージなどをテーマに合わせて展示して直接体験が可能に展示した。

 

LG電子は展示場の入り口に配置された97インチOLED evo TVを皮切りに、LG電子のシグネチャー8K OLED TV「OLED88Z2」と透明OLEDサイネージ「55EW5G」を展示した。透明OLEDサイネージ「55EW5G」の解像度はFHD、透明度は38%、ピーク明るさは400nitだった。

 

KES 2022に展示されたLGの透明OLED TV
KES 2022に展示されたLGの透明OLED TV

 

別に設置された「OLED Flex/Ultra Gear」ゾーンには、32/48インチ「Ultra Gear」と42インチ「OLED Flex」が展示された。「Ultra Gear」はサイズ別に32インチがLCDモデル、48インチがOLEDモデルであり、48インチ「Ultra Gear」の解像度は4K、応答速度は0.1ms、色域はDCI-P3 99%、ピーク明るさはAPL 3%基準600nit、コントラスト比は150万台1、色域はDCI-P3 99%だった。

 

去る9月ドイツで開かれた'IFA 2022'で初公開された'OLED Flex'はユーザーが望むように20段階の曲率を調節できるバンダブルゲーミングモニターで解像度は4K、曲率は900Rだった。

 

LG電子はOLED製品のほか、8K mini LEDビームプロジェクターと車両用ディスプレイ、キオスク、スマート&医療用モニター、オールインワンディスプレイの「One:Quick」などを展示した。LG電子ではOLEDが適用されたキオスクやスマートおよび医療用モニター、オールインワンディスプレイ製品を発売する計画は現在まではないと述べた。