2022年4月29日 UBIリサーチ
Apple iPhone 14シリーズ仕様と供給メーカ
Appleの2022年新規ラインナップであるiPhone 14シリーズにサムスンディスプレイとLGディスプレイ、BOEがパネル供給を進めると見られる。サムスンディスプレイはiPhone 13シリーズと同様にすべてのモデルに、LGディスプレイは6.12インチLTPSモデルと6.69インチLTPOモデル、BOEは6.12インチLTPSモデルにのみパネルを供給すると予想される。
従来の5.4インチminiモデルがiPhone 14シリーズからはなくなり、6.69インチMaxモデルが追加された。iPhone 14 Maxのサイズと解像度はiPhone 14 Pro Maxと同じで、LTPO TFTではなくLTPS TFTが適用される。
デザイン部分でiPhone14 Proと14 Pro Maxには、従来のnotchではなくパンチホールデザインが適用される予定だ。Appleのパンチホールデザインは、さまざまなセンサーとカメラのためにダブルパンチホールデザインとして適用されると予想される。
一方、2022年にAppleに供給される全体OLEDパネルの量は約2億1,500万台と予想され、サムスンディスプレイが1億3,500万台、LGディスプレイが5,500万台、BOEが2,500万台を供給すると見込まれる。ただし、市場状況とAppleの政策で出荷量は適時に調節されると予想される。