2018.05.23 ET News
HuaweiとBOEが協力してフォルダブルスマートフォンを作る。11月、サムスン電子よりも先にフォルダブルポンを発表することが目標だ。中国の1位のスマートフォンメーカーと中国最大のディスプレイメーカーが「打倒サムスン」を旗印に協力したことで、注目される。中国発のスマートフォンに続き、フォルダブル市場への攻勢が予想よりも強力である。
23日、業界によると、HuaweiとBOEがフォルダブルスマートフォンを開発している。8インチサイズの画面が内側に折るタイプである、折り畳み方式の有機EL(OLED)パネルを適用する予定である。このフォルダブルディスプレイの製造をBOEが務める。
BOEは、中国最大のディスプレイのメーカである。サムスン・LGを抜いて、液晶(LCD)市場で1位に浮上し、次世代戦略事業としてOLEDを開発している。BOEは昨年に6世代フレキシブルOLED量産を開始した。第6世代は、中小型OLEDの中で最も先進的なプロセス技術である。BOEは、中国初の6世代ラインを稼動した。
Huaweiは、11月にフォルダブルスマートフォンを公開する。サムスン電子を意識した日程だ。サムスンは11月にフォルダブルスマートフォンを量産開始することが業界で知られている。Huaweiは、サムスンより先に製品を公開して「世界初」のフォルダブルスマートフォンのタイトルを獲得して、市場をリードする企業のイメージを勝ち取るという計画だ。もはや後発の走者ではないと公式に宣言したいわけだ。
Huaweiは、LGディスプレーとの協力も予想される。サムスン電子との特別な関係があるサムスンディスプレイを除けば、量産と品質などの面で現実の代替として、LGディスプレーが最も適していたからだ。しかし、Huaweiは、BOEを指名した。自国企業同士で力を合わせたものである。ディスプレイ業界では、BOEのOLED量産能力に疑問を持たれていたが、技術力は侮れないかも知れない。
実際にBOEは多数のフォルダブルディスプレイ開発プロジェクトに参加していることが分かった。業界関係者は、「BOEが2社から4つのモデルを受注して開発していると述べた」とし「フォルダブル市場の開拓の優先順位がかなり高い」と伝えた。