2020年にスマートフォンの60%が有機ELとなり、タブレットPCがスマートフォン製品に吸収


2016年8月25日 UBIリサーチ

 

フレキシブルOLEDが、スマートフォンとタブレットPCを融合させることで、新しい「デジタルコンバージェンス」の時代を開く主役になるものと予想される。

 

8月23日、済州島ICC済州で開催された「インダストリアルフォーラム」でUBIリサーチのイチュンフン代表は、基調演説でフレキシブルOLEDがもたらす産業の変化を提示した。

 

イ代表はフレキシブルOLEDの様々な応用分野を見ながら、タブレットPCがスマートフォンに吸収されるデジタルコンバージェンスが起こると強調した。

 

彼は「フレキシブルOLEDは、画面を完全に折りたたみ可能なフォルダブル時代を開く」とし「折り畳みの5インチ大のスマートフォンを展開すると、タブレットPCが吸収されている革新的な製品が現れる」と説明した。

 

フレキシブルOLEDは、薄く、軽く、よく割れない特性と柔軟性とスペース効率の利点を前面に出して、多様に活用されるというのがイチュンフン代表の説明である。

 

彼は「フレキシブルOLEDは、自動車の表示と照明、フレキシブルサイネージ、フォルダブルゲーム機だけでなく、スマートヘルメットなどウェアラブル製品のスマートファッションに至るまで、幅広い分野に応用されるだろう」と予想した。

 

一方、代表はUBIリサーチの資料を引用して、「2020年には全体のスマートフォンの60%がOLEDスマートフォンが占め、2021年にはOLEDのスマートフォンのうち、70%がフレキシブルOLEDを搭載するだろう」と予想した。