2018.07.23 ET News
液晶(LCD)パネルの価格が長い期間の下落が止り、小幅反発した。中国のBOEとチャイナスターは、32インチパネルの価格を引き上げたことにより、32・40・43インチと55インチの価格が今月に小幅上昇した。今年の年末まで上昇を維持できるかどうか、業界の関心を集めている。
23日、市場調査会社が発表した7月のパネルの取引価格によると、全体のTVパネルの平均取引価格は176.1ドルで176.3ドルで0.07%上昇した。TV、モニター、ノートパソコンを含めた全体のLCDパネルの価格は、今月は91.6ドルで同じ価格帯を維持した。
サイズ別TVパネルの価格は32インチが今月は46ドルで前月より8.6%上昇した。32インチは、中国BOEが世界最大の量を生産する。 32インチの価格が上がり、40インチと43インチの価格も上昇した。40インチは72ドルから74ドルに2.7%、43インチ4Kパネルは90ドルから92ドルに2.2%上昇した。上半期を通して下落surfaceいていた中型パネルは下落傾向を停止するか、小幅上昇した。49インチと50インチは、それぞれ110ドル、109ドルを維持した。55インチは159ドルから160ドルに0.6%上昇した。
超大型の65インチと75インチは上昇できずに下落したが、下落幅が減少した。65インチは、今年上半期中に毎月約15ドル以上の価格が下落したが、今月には前月同期比5ドル下落にとどまった。75インチは、毎月約20ドル前後で大きく下落している途中であり、今月は前月同期比10ドルで下げ幅を減らした。
業界は小幅反発したパネル価格の変化が今年の年末までに続くかの関心を傾けている。下半期のシーズンに備えてTVセットメーカはパネル在庫を蓄積しており、パネルの価格が下半期に上昇や横ばいを維持する可能性に期待した。これまでのパネルメーカが32インチパネルの生産量を減らしたのも、40〜50インチ台のパネル価格の上昇に肯定的な影響を与えることができると予想した。
パネル価格反発が期待されても、再下落に転じる可能性もある。中国で第8世代と10.5世代LCDの生産量が持続して増加しているからである。LCDパネルの価格が上昇と下降を一定周期で繰り返すクリスタルサイクルで、今回の下落期間が有毒長く下落幅が深い理由で、中国の生産量の増大が功を奏していると挙げられる。 業界関係者は「ひとまずLCD価格下落が停滞しただけでも、経営環境の改善を期待するに値する」とし「まだ価格の流れを推測するには不透明であり、継続して価格推移を見守らなければならない」と述べた。