CINNO • 2018-07-12
吉林OLED光電材料有限公司(以下吉林OLED)は中国のハイテク企業であり、常に中国のOLED材料業界でトップを維持している。吉林OLEDの金山工業区プロジェクトは上海市金山区の有機ELディスプレイ産業において重要な力となる。プロジェクト・サービス・グループが立ち上げられ、関連機能部門が全面的にプロジェクトを推進し、金山区の経済社会開発に貢献する。
吉林OLEDは、契約締結後、金山工業区で最先進のOLED材料の生産拠点を建設し、国内および上海地域のOLED産業支援の改善に参加し、金山工業区の新型ディスプレイ産業の発展を促進できることが報告されている。 プロジェクトは総投資6億元で、製造拠点が完成した後、AMOLEDの高性能発光材料プロジェクトの年間生産能力を10トンにする計画で、国内最大のOLED有機材料の研究開発と生産拠点となる。
この新しいプロジェクトは2020年に稼働予定で、2023年に生産に達する予定である。年間生産額は8億元に達し、納税額は6000万元を超える。 これまでに吉林OLEDは、2015年に金山工業区に上海升翕光电科技公司を設立している。2000平方メートルの工場ビルを賃貸し、OLED蒸着関連装置を中心に生産している。 この装置は先行企業の独占状況に挑戦しており、BOEや天馬などのOLDEパネル会社に大量に採用された。 2018年上半期には、この装置の売り上げ金額は4億元であり、5千万元の税金を払い、1000万平方メートル当たり2500万元の税収を実現した.2018年には年間納税額が1億元を超えると推定されている。
▲吉林OLED光電材料有限公司
吉林OLEDは、2005年6月に設立され、中国OLED産業連盟(COIA:China OLED Indutry Alliance)の創始メンバーおよび理事である。 同社の主な事業は、OLED材料とAMOLED蒸着関連装置の研究開発と生産である。 OLED材料業界では、吉林OLEDは常に業界トップを維持しており、現在は中国国内市場で最大のシェアを占めている。 2017年には、“中国工信部単項製造業界チャンピオン賞”を授与された。
▲金山工業区新世代情報技術産業
2012年11月、金山工業区、情報技術産業の新世代リーダーEDOは一期プロジェクトに70.5億万元を投資した。2014年7月に出荷された最初の製品は国内AMOLED製品の量産のギャップを埋め、外国企業の長期独占を破た。2016年9月には、EDO社の二期プロジェクト,総投資額272.78億元、主に第6世代低温ポリシリコン(LTPS)AMOLEDディスプレイを生産することについて調印した。現在、二期プロジェクトの建設が89%完了して、配水工場、新江汚水工場、天然ガスなどの支援施設は着実に進められ、2019年第1四半期稼働する予定である。
▲EDOの二期目のプロジェクト
金山工業区は情報技術産業の新世代リーダーEDOは光電産業を依托して、垂直統合を加速し、新しいディスプレイ産業チェーンにおける上下流産業および関連プロジェクトの導入を促進するために、与德科技、上海精涂、升翕光电、蓝沛光电、上海繁枫、中路能源等の有力企業が段々金山工業区に入った、EDO社を中心としたOLED産業チェーンが加速し、新しいディスプレイ産業の集積効果が現れていた。 同時に、産業調査と広報・宣伝を促進し、“国際新型ディスプレイ・インテリジェントインターネット第1回金水湖フォーラム”を積極的に開催し、上海新ディスプレイ技術革新センターが正式に発表され、産業影響力が拡大している。