2020.03.19 ET News
サムスンSDIは、最近発売されたサムスン電子のフォルダブルスマートフォン「ギャラクシーZフリップ」に自社のフォルダブル光学用透明粘着フィルム(FOCA)が適用された19日、明らかにした。
両面に粘着成分が塗らディスプレイ材料を付着するのに使用されるFOCAは、従来粘着フィルムとは異なり、フォルダブルポンに合わせて特性を改善したのが特徴である。粘着機能に加えて、画面をたたんだ広げる動作を繰り返すと、加わる応力を吸収するようにFOCAを開発した。
サムスンSDIは、ディスプレイ材料に加わる折りたたみ応力を緩和させ、ディスプレイの変形を防ぐ役割をすると説明した。
以後2019年の量産を開始、昨年下半期発売されたサムスン電子の最初のフォルダブルスマートフォン「ギャラクシーフォールド」に初適用された。
サムスンSDIは、独自開発したハイブリッド粘着バインダーに既存の製品に実装が不可能であった低温と高温で20万回以上中断した拡張可能な信頼性を確保した。ギャラクシーひだに続きZフリップモデルまでFOCAを適用しながらフォルダブルポン素材の供給を拡大する中である。
サムスン電子は今年の下半期新型フォルダブルスマートフォンを発売する計画である。またHuawei社、オポティキ、シャオ米など、中国のスマートフォンメーカーもフォルダブルスマートフォン発売に速度を出している。サムスンSDIは、フォルダブルスマートフォン市場の拡大に応じて、FOCAを成長動力として育成する方針だ。